ふたり 

ふたりゆく この道は どんなにけわしくとも
ぼくたちは この道を きみとふたりですすむんだ
いわをのりこえて 谷をわたり広い野原をかけめぐる
そんなとき きみの あかいほほが輝いた


ふたりきた この道は のぼりくだりがあったけど
ぼくたちは この道を 汗を流して歩いたよ
山のいただきで ふたり手とり 広い世界をながめたら
そんなとき きみの あかいほほが輝いた


ふたりゆく この道は どこへつづくかわからない
ぼくたちの この道は 遠い未来へ続く道
いつかかさなった ふたつのかげ 赤い夕日に照らされて
そんなとき きみの あついほほがぬれていた








緩やかなのぼりくだりの続く高原をあるく
あおい空 すんだ空気 ザックを背負って足どりも軽く
あー、野歩きは気持ちがいいなあ!

そんなときはもちろん 
目的地までもう少しだよ!って自分を励ましながら歩くとき
それから、単調な道を黙々と歩くとき

いつもくちずさんでいる歌です


ふたり (mp3)
Words & Music by Kaz Hirase

 

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